内容
●8月のテーマ「便秘症状に対する漢方薬の使い分け使い分けに」ついて
日時
2018年8月10日
会場
福山大学 宮地茂記念館 9F
担当
福山大学薬学部非常勤講師 小林 宏先生
便秘症状に対する漢方薬の使い分け使い分けについて
大黄剤と人参剤の使い分けについて、特徴、代表処方についてご説明いただいた。
大黄剤・・・食欲(+)・多食、血色良好、硬い便
人参剤・・・食欲(ー)・多食するともたれる、血色不良
〈 大黄剤 〉
大承気湯、調胃承気湯→大黄 + 芒硝(硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム=塩類下剤)
麻子仁丸、潤腸湯→高齢者の便秘には当帰、地黄がはいっているものがよい。
〈 人参剤 〉
四君子湯と人参湯の違い→四君子湯=生姜、人参湯=乾姜(冷えがある方に適応)
四君子湯・・・温めなくてよい
六君子湯・・・温めなくてよい
人参湯・・・温める薬
大建中湯はOP直後つかわれるのは良いが、ずっと使っていると、温めすぎ。
胃腸の直ぐ上の臓器(心)が温められ過ぎると、血圧が高くなったりする。
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大 黄
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人 参
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当 帰
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地 黄