社内定例勉強会(薬剤師)

2017.07.02

内容

●インチュニブ、スインプロイク、ステロイド(外用剤)について

日時

2017年7月1日

担当

シオノギ製薬

インチュニブ、スインプロイク、ステロイド(外用剤)について詳しく解説して下さった。

最後に室長さんが「スインプロイクは、がんの痛みと麻薬の副作用である便秘で辛い、限られた余命を少しでも快適に過ごしていただくために開発した薬です」と話されました。そのような思いで作られた薬。しっかり勉強して、その思いの詰まったお薬が処方されたら、正しく効能効果等お伝えして、楽になっていただきたいと思いました。

 

 ●インチュニブについて

①インチュニブの開発の経緯について ➁インチュニブの特徴 ➂有効性・安全性について ④用法用量について説明があった。

・インチュニブは非中枢刺激薬なので厳しい規制がない。

・インチュニブは、前頭前皮質におけるシグナル伝達を増強させると考えられる。

●スインプロイクについて

・オピオイドに対する便秘の副作用…40~80%。耐性できにくい。

・オピオイド誘発性便秘症(opioid-induced constipation)(OIC)治療薬・国内初。

・疼痛、鎮痛効果は減弱されない。

・他の下剤と併用可

・初日から、自然排便。これが良い所。(服用して、5時間前後で排便がある。それを踏まえて、服用すればよい。)

●ステロイド(外用剤)について

Q,ステロイド外用剤のランクはどのようにして決まるのですか?
A,ストロング以上の薬剤は、リンデロンーV等を比較対照薬として
  1、湿疹・皮膚炎群。尋常戦乾癬等を対象疾患とした二重盲検比較試験
  2、血管収縮作用の臨床薬理試験     の結果からランク分類されます。
  ・マイルドクラス以下の比較対象薬にはロコイド等が使用されます。

Q,ステロイド外用剤と他の外用剤を同じ場所に塗る場合、
    どちらを先に 塗るべきですか?
A,健康ヒト皮膚を用いた検討では、
    角層以深における塗布 順序による ステロイドの皮膚内移行性に 差がなかった。
   どちらを先に塗布すべきかよりも塗布を遵守するよう 性格な服薬指導を行うことが必要。

Q,ステロイド外用剤は1日に何回塗るのが良いですか?
A,急性増悪の場合には1日2回(朝、夕:入浴後)を原則とする。    
    外用回数が少なければ副作用は少ないことを考慮すると、急性
    増悪した皮膚には1日2回外用させて早く 軽快させ、軽快し 
    たら1日1回外用させるようにするのがよい 
   (推奨度はA:[行うように強く勧められる]] 

Q,開封したステロイド外用剤はどの程度の期間使用できますか?  
A,一度開封したステロイド外用剤の使用期限について明確な基準はありません。   
    開封後の外用剤の安定性試験は実施されていません。  
    処方された外用剤は現在の疾患の治療にのみ使用し、残薬は処方するように 
    指導されています。

Q,真菌感染(足白癬など)にステロイド外用剤を使用することがありますか?
A,臨床で病変部に温潤やびらんがある場合にはステロイド外用剤が短期間
   使用されることがある。湿潤病巣のひどい場合、皮膚炎の治療(炎症を
   抑えてから)を比較的短期間行ってから、抗真菌外用薬で治療する場合が
   臨床上ある。
  ステロイド外用剤の禁忌の項に「細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス
   皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)これらの疾患が増悪
   するおそれがある]の記述がある。
Q,開封したステロイド外用剤はどの程度の期間使用できますか? 
A,一度開封したステロイド外用剤の使用期限について明確な基準はありません。 
  開封後の外用剤の安定性試験は実施されていません。  
    処方された外用剤は現在の疾患の治療にのみ使用し、残薬は処方するように
    指導されています。