クレナフィン爪外溶液10%

2015.05.26

内容

● 製品の特性

● 使用方法

日時

2015年5月26日

担当

科研製薬

 

クレナフィン爪外溶液10%について

  • クレナフィンは、爪の透過性に優れ、爪の中や爪床(爪の下の皮膚)に浸透することにより爪白癬に効果を示す。
  • 肝障害などの副作用や併用禁忌の薬剤などの問題から内服薬を使用しにくい患者さんにとって外用剤であるクレナフィンは期待度が高いと考えられる。

効能・効果

適応菌種〉皮膚糸状菌(トリコフィトン属) 〈適応症〉爪白癬

用法・用量

1日1回罹患爪全体に塗布する

使用時の注意事項

  • 治療中の爪が新しい爪に生え変わるまで根気よく治療を続ける(爪が生えかわるまでの期間の目安:足の爪で1年~1年半、手の爪で半年~1年)
  • 入浴やシャワーなどの後に使用する場合は、水気をよく拭き取り、爪をよく乾燥させる
  • 皮膚との境目も含め爪全体に十分に塗布し、周囲の皮膚に付着した薬剤は拭き取る
  • 開封後4週間経過した残液は使用しない
  • 可燃性であるため、使用中や保存時は火気を避ける

主な副作用

適用部位の皮膚炎、水疱、紅斑