井笠地区薬剤師会学術講演会 

2016.03.15

内容

● 気管支喘息・COPD治療における吸入薬の重要性と吸入指導のポイント

日時

2016年 3月10日 19:30~20:00

会場

株式会社エバルス笠岡支店 2階 会議室

講師

矢掛町国民健康保険病院  名部 誠 先生

気管支喘息・COPD治療における吸入薬の重要性と吸入指導のポイント

気管支喘息・COPDの症状、治療と管理について解説された。

吸入指導のポイント、重要性を繰り返し説明下さった。

 特に、高齢者における吸入指導の重要性。             

 息をしっかり出させる。                                     

 ゆっくりでよいので吐き切る。(力を入れないでしっかり空気を吐き出させる。)

 ってってって止めて、1,2,3.(吸う速度が速いとまんべんなく拡散しない。気道抵抗が

  ない所へ先に行く。ゆっくり優しく病変のある所まで届くよう、肺全体にばらまくイメージをしながら

  吸う様指導する。)    

 古い空気を捨てる。  

 肺の中を空にする。                             

 使い終わったら空容器を持って来てもらい、目の前でしてもらう。→ 皆できていない。

《 指導方法 》

 してみせる…吐いて、吸う音を出して。言って聞かせて。させてみせる。褒めてあげる。

 継続的な吸入指導が大切                                  

 3か月後 駄目でも、もう一度指導すると、半年後良くなる。

吸入方法の指導が非常に大切。繰り返し、継続指導することが大切、と何度も繰り返し説明されたことが、

大変印象に残りました。

              参考までに 【 吸入レッスン →www.kyunyu.com 】

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