内容
●「病気になる前に」~自分の健康は自分で管理する~
日時
2015年11月28日
担当
日本食品安全協会・理事/京都大学大学院・教授 斉藤邦明先生
担当
広島国際大学・教授 神田博史先生
「病気になる前に」~自分の健康は自分で管理する~
講演1「先制医療への挑戦:日本の医療が進むべき道」
斉藤邦明先生
「日本の医療の今後の課題(健康自己管理)」「先制医療の方向性(病気になる前に)」「医療ビッグデータ解析 ターゲットは何か?」「機能性食品:フィトケミカルを中心に」健康食品の有用性や安全性の問題点などについてについてお話し下さいました。特に、フィトケミカルとは何なのか、代表的なフィトケミカル、フィトケミカルの医薬品応用例のお話は興味深くお聴きしました。
身近なハーブ「ラベンダー」「ローズマリ-」「セージ」等。また、香辛料や生薬として使われる「八角」「ナツメグ」「麻黄」「ジギタリス」等について利用法や作用、危険な症状について詳しくお話ししてくださいました。
合法ハーブ、脱法ハーブ、脱法ドラック… いろいろ呼び名があるが、違法薬物(違法ドラック)、危険ドラックには、既に規制されている麻薬や覚醒剤の化学構造を少しだけ変えた物質が含まれており 体への影響は麻薬や覚醒剤と変わらない。それどころか、麻薬や覚醒剤より危険な成分が含まれていることもあり大変危険であること。しかし、化学構造を規定してを麻薬や覚せい剤を取り締まっているため、化学構造が異なっていると法律の規制対象とならない。そのことを理由に都合の良い解釈で合法(脱法)と言っている、など分かり易くお話し下さいました。
講演2「ハーブ あ ナイス デイ とは言うものの ~「ハーブ」から「危険ドラック」まで~」
神田博史先生