福山大学漢方研究会2018 ー明日の治療に役立つ分かり易い漢方ー

2018.05.12

内容

●5月のテーマ「熱証の概念と清熱剤の使い方ー芩蓮剤」

日時

2018年5月11日

会場

福山大学 宮地茂記念館 9F

担当

福山大学薬学部非常勤講師                小林 宏先生

熱証の概念と清熱剤の使い方ー芩蓮剤

黄芩・黄連が主薬となった芩連剤の代表→黄連解毒湯について、他にも瀉心湯類について、詳しく解説いただいた。

黄連解毒湯の構成生薬  

  • 黄連(オウレン)・黄ごん(オウゴン)・黄柏(オウバク)・山梔子(サンシシ)

のぼせ傾向にあり、とにかく熱性(イライラ、赤ら顔、高血圧、頻脈)

三黄瀉心湯の構成生薬  

  • 黄連(オウレン)・黄ごん(オウゴン)・大黄(ダイオウ)

半夏瀉心湯の構成生薬 

  • 半夏(ハンゲ)・黄ごん(オウゴン)・黄連(オウレン)・人参(ニンジン)              
  • 乾姜(カンキョウ)・大棗(タイソウ)・甘草(カンゾウ)